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トッキー
2025.2.10 17:41

熱さがしびれる『メンぱっちん』/食わず嫌いしなきゃよかった『おぼっちゃまくん』!『はじめてのよしりん』

はじめてのよしりん 第11回

本日は、変わりどころの「はじめて」を2題!

【基礎医学研究者さん】
 よくぞ、聞いてくださいました。初めて小林先生の作品に触れたのは、1983年の少年マガジンに連載された「メンぱっちん」です。当時、中学生でしたが、水島新司の「光の小次郎」という野球漫画、あるいはちばてつやの「明日天気になあれ」というゴルフ漫画をみるのが、メインの目的でした(自分の父親が水島新司、およびちばてつやファンという影響は、かなり大きかったと思います)。

 それで、自分、東大一直線の存在を知らなかったので、先入観なしでこの漫画を読みました。メンコを題材にというのは度肝を抜かれましたが、自分はこの作品、ギャクの入った、ストーリ漫画と思っています。「はげまるどーん」、聖・瞳攻撃(セントアイズこうげき)、「んぱぴー」 。よしりん語の原型みたいでしたね。登場人物も、ガッツ多分や切磋権屁(お父さん)、メチャクチャインパクトありましたね。そして、主人公の切磋琢磨、ライバルの小早川拳、および桜井秀一は、小林先生のある面を投影されているような気が、自分にはします(メチャ蛇足ですが、桜井秀一は、3月の関西DOJOに登壇される、桜井シュウ議員と一文字違い!)

 それから、なんといっても、この作品の中で、お父さんが放ったセリフ「人間大事なものは・・・・パッション(情熱)だ。パッションこそが人の心をうち世界を変えるのだっ!!」。正直、子供心にしびれましたね~(琢磨くんとシンクロした気になりました~(´;д;`)ブワッ)。このころから、小林先生の作品は、読者の心を揺さぶるものがあった、と自分は思います。

『メンぱっちん』!
これ、ギャグ漫画に分類されるのでしょうが、本当に熱血スポ根のストーリーのエッセンスがベースになっていて、思わずキャラに感情移入して、読んでて熱くなる作品です!
なぜか最初の単行本化以降、一度も文庫化などの再版がなくて、読者のお目に触れる機会が少ない作品になっているのが、とってももったいないです!

 

 

【希蝶さん】
自分にとっての「はじめてよしりん」は、井澤元彦さんとの対談本、「朝日新聞の正義」からで、その後、「新ゴー宣」7巻にこれまでの経歴が載っていたのをよみました。今までのゴー宣の営みが分かりやすく解説されていたので…そこから、過去にさかのぼって、という感じです。

その後、「最終フェイス」・「どとーの絆」を古書店で入手し、後者をよんで、恋愛ドラマを皮肉った、おもしろい作品だな、といった感想を持った、というところでしょうか(くちびるが取れて、生長するのがばかばかしかったです)。

以前から、「東大一直線」「おぼっちゃまくん」「ゴーマニズム宣言」というタイトルは知っていました。加えて、「おぼっちゃまくん」のアニメをちらっと見た位で、何だか下品な漫画だな、といった印象でした。
自分は、(いちおう、全国規模ではあるが、中小の)高校生の大学現役合格指導を目的とした企業に務めており、「ゴー宣」、時事問題に関心を持つ、という目的でよんでいました。あまり生徒指導には役立ちませんでしたが(従来言われてきたこととは真逆だったので)。

「おぼっちゃまくん」をちゃんとよんだのは、コロコロに久しぶりに掲載されるという頃で、通してよんでみて、チャンピオンの「がきデカ」に似た作品だな、というふうに感じましたが、貧ぼっちゃまが竹藪で一億円を拾った話については、「一杯のかけそば」などもはやった当時を思い起こし(ちょうど大卒の就職活動中でもあったので)食わず嫌いをしないで、はやくに出会っておけば良かったな、と思いました。

「おぼっちゃまくん」では、甘江照照君が気に入りました。それと、影ちゃまの話もおもしろかったですが、メカ茶魔の話も良かったです。津衣奈ちゃんというキャラもいましたね。
「朝生」をパロディにした回もありましたね。

「最終フェイス」の方は最初しかよめていません…(骨折のところまでかな)。折をみて…。
そんな感じです。

『朝日新聞の正義』は『戦争論』の前年・1997年の本ですが、当時の朝日新聞の権威・影響力の大きさを思うとまさに隔世の感としか言いようがないですね~。
この辺から単なる反サヨク・反朝日新聞のネトウヨになっちゃうか、そうならないかは、『東大一直線』『おぼっちゃまくん』など、他のよしりん先生の作品を読むか読まないかの差になるのかもしれません。

 

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https://aiko-sama.com/archives/50096

 

 

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